自己啓発本が好きなわけ
自己啓発本が好きだ。
やる気がないときにすることとりあえず自己啓発本を読む。「なにか変われるのではないか」という今までに幾度となく失われた希望をもって。
「自分を変えられるのは自分しかいない!とにかく始めることが大切!思い立ったらすぐ行動しよう!時間は戻らない!これが一流と二流の違いだ!」などなど。
うん、その通り。
大抵の自己啓発はこのようなことを言い、わたしをやる気づけようとしてくれる。
しかし、自己啓発の言葉を聞いてどれだけの人が行動に移せているだろう。(ちなみにわたしは自己啓発肯定派)
本を読んだ直後「なんかやる気が出てきた(気がする)」となるが、実行に移される確率は低い。
それゆえ、実行に移せなかった人々が自分を高めようと思い再び自己啓発本を読む。わたしのように。この終わらないサイクルゆえ、世の中に自己啓発本が毎年何百冊と発行されるのだろう。
意識の高くないわたしに自己啓発本の有効性はあまりない。本を読んだところで変われない。
だが、わたしは自己啓発本が大好きだ。なぜなら、これらの本は読み終わった後に快感を与えてくれるから。エナジードリンクを飲んだ後の効果みたいに。
なぜかはわからないし、結局はやる気を活かしきれていないのだが、なんか元気になる。なんかやる気がでてくるのだ。
やる気がでてくるような気がするのに行動に移さない(やる気はでていない)のが矛盾しているのはわかっている。でも、わたしにとっての自己啓発本はうまく言えないがそういう効果を持つのだ。
ハイになって元気になった気分になるのに結局体力は回復していないエナジードリンク効果とまったく同じじゃないか。
最近なーーんか集中力がないので偽りのやる気を得るためにお気に入りの自己啓発本を再び読みはじめた。
読んでいるときになるほどな、おもしろいと思え、読んだあとまで気分のいい自己啓発本やめれないねえ。